銀天街神楽フェスタ エキサイティング大蛇│デザイン

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チラシデザイン
エキサイティング大蛇(浜田駅前銀天街協同組合)

昭和50年代、石見神楽定期公演のパイオニアである、かつての浜田銀天街にあった「ショッピングセンター浜田 一番街」。屋上から聞こえる神楽囃子の音に、「今日は○○社中がやってる」と、音を聞き分け、エスカレーターを2本上がる。3F玩具ブースのペリカンをスルーし、屋上へ昇る階段を一気に駆け上がる子どもの頃の記憶。
そこで一度だけ見た景色、「カラフルなテント舞台上は日脚社中の鍾馗舞い。舞台下には広いブルーシート。握りしめるチラシによると、大蛇がたくさん出るらしい。そして、ブルーシートの隅で幕を分け、大蛇つなぎ姿で、三角座りで舞台上を真剣に習うように見つめる若い舞子、日高氏(西村社中代表)。鍾馗が終わると、大蛇が始まる。日脚社中スサノオが、白い古代着を身にまとい、舞台下、広いブルーシート舞座へ登場する。やがて日脚社中・西村社中の大蛇が入れ混じる・・・」ここまでが鮮烈な記憶として残っている。
おそらくこれが、エキサイティング大蛇の先駆けではなかろうか。
この記憶は間違っていようが関係はない。
過去と未来をつなぐ仕事が出来ること、石見神楽に関われることに感謝して。

デザイン/KAO
アシスト/Tomomi