令和5年浜田石見神楽カレンダー【霜月 11月/五穀種元】

  • HOME
  • ニュース
  • 令和5年浜田石見神楽カレンダー【霜月 11月/五穀種元】

令和5年 浜田石見神楽暦(浜田石見神楽カレンダー)
掲載写真紹介
【霜月 11月/五穀種元(ごこくたねもと)】

天熊大人(あめくまのうし)が、天より下った五穀の種を授かり、天の村君に作り方を教え、村君はこれを人民に伝えます。村君たちは荒野を耕し種を植え、収穫し、神禰宜(かんねぎ)を呼び火切臼(ひっきりうす)と火切杵(ひっきりぎね)を借りて餅をつき、新嘗祭(にいなめさい)を行うという神楽で、農業の起りを説き、五穀豊穣を祈念しようとするもので、餅つきの場面があることから別名「杵(きね)」とも言います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
被写体/後野神楽社中(浜田市後野町)
郷土を守り伝統を大切にする、チームワークに優れた神楽社中。“烈女お初を讃える創作演目「鏡山」をはじめ、古くから伝わる伝統的な石見神楽の演目を保持。浜田市内神社奉納他、島根県内外で活躍している団体です。丁寧な舞の所作・つくりが観客を魅了しています。(文責:KAO)